古民家レンタルスペース北小田の家presents小さな上映会 第2回。
自然エネルギーによる地域再生とこれからの時代の「豊かさ」を巡る物語『穏やかな革命』を上映します。
畳のお部屋で 座布団に座って観る のんびりとした上映会です。
今回の上映会では、映画の内容でもある岐阜県石徹白地区の小水力発電事業に関わり 地域経済、地域自治を研究する駒宮博男さんをゲストにお話を伺います。
<日時>2023年2月25日 (土) 13:30 – 16:00
<場所>北小田の家 豊田市北小田町伯母平28
<料金>2,000円/1人
<定員>30人
<お申込み>https://kitakodanoie02.peatix.com
***駐車場が限られておりますので、乗り合わせてご来場いただけますと助かります。
<スケジュール>
13:00 開場
13:30 上映
15:10 休憩
15:15 駒宮博男さんのお話(映画の内容と地域エネルギーと地域自治について。 ファシリテーター:荒川偉洋子)
16:00 終了
<駒宮博男さんプロフィール>
学者の家系に生まれ、幼少から数学基礎論、相対論等にまみれながら、“科学の非科学性”について関心を持つ。
父は我が国初の実用型コンピュータ開発者。
若い頃はプロの登山家。その後起業し、20年程会社経営。
平行してライフワークである意味論、認識論等を研究。
黎明期のNPOに交わる機会があり、NPO活動に突入。複数のNPOを経営し、今日に至る。
ミッションは、“持続可能社会構築のための研究と実践”。
実践としては、名古屋から恵那に移住し、米と野菜はほぼ自給。
また小水力発電研究開発事業は15年程前から。
現在の研究分野は、地域経済、地域自治。
妻一人。4人の子供は既に独立。
【映画の内容】
原発事故後に福島県の酒蔵の当主が立ち上げた会津電力。放射能汚染によって居住制限区域となった飯館村で畜産農家が立ち上げた飯館電力。岐阜県郡上市の石徹白、集落の存続のために100世帯全戸が出資をした小水力事業。さらに、首都圏の消費者と地方の農家、食品加工業者が連携して進めている秋田県のにかほ市の市民風車。自主自立を目指し、森林資源を生かしたビジネスを立ち上げる岡山県西粟倉村の取り組み。都市生活者、地方への移住者、被災者、それぞれの「暮らしの選択」の先には、お金やモノだけでない、生きがい、喜びに満ちた暮らしの風景が広がっていた。成長・拡大を求め続けてきた現代社会が見失った、これからの時代の「豊かさ」を静かに問いかける物語。
【見どころ・解説】
自然と向き合い、人と向き合い、地域と向き合いながら、これからの暮らしを自らの手で作り、本当の豊かさを取り戻していく地域の姿を追ったのは、前作「よみがえりのレシピ」で、伝統野菜のタネをめぐる物語を描いた渡辺智史監督。「暮らしの選択」、その先にある、「幸せな社会」に向けての取り組みが各地で始まっている。ナレーションを女優の鶴田真由が務める。
【スタッフ】
ナレーション:鶴田真由
企画・製作・監督・編集:渡辺智史
撮影:佐藤広一
音楽:鈴木治行
演奏:瀬川裕美子
MA:中野坂上スタジオ
アドザイザー:高橋真樹
製作会社:有限責任事業組合いでは堂
映画HP http://odayaka-kakumei.com/
キャスト 佐藤彌右衛門、小林稔、平野彰秀、平野馨生里、井筒耕平、牧大介、辻信一、枝廣淳子、広井良典 他
・上映時間 100分